9月 2nd, 2024
これまでも、犬を飼育する高齢者では、フレイル(加齢により心身が衰えた状態)や要介護認定などが低いことがわかっていました。
そんな中、【犬の飼育が、認知症を発症させる確率を低下させる。】という研究結果が、東京都健康長寿医療センターから発表されました。(2023年10月24日)
東京都在住の高齢者1万1194人を対象に調査して、犬を飼っている高齢者は飼っていない人と比べて認知症の発症するリスクが40%低いことがわかりました。
犬を散歩させることで、運動や社会的な交流の機会(挨拶や会話などを増やすことが、心身への良い効果を上げていると考えられます。
また、同センターの研究チームは、ペットの飼育が、介護保険のサービス費用を抑制するという研究結果も公表しています。
埼玉県鳩山町の高齢者460人を調査した結果、介護サービス費用が、ペットを飼っていない人と比べ、ペットの飼い主は、約半額に抑制されていることがわかりました。
研究チームの国立環境研究所の谷口優主任研究員は、「ペットを飼うことは個人の健康促進に効果があり、社会保障費も軽減される。高齢者のペット飼育を抑制するのではなく、飼うことをサポートする仕組みが必要だ。その支援に公費を支出しても、費用にみあう効果がある。」と話されています。
ペット達は、私たちに毎日の生活に<いろどり>を与えてくれるだけでなく、健康の維持にも貢献してくれているのですね。
腸内環境の乱れが、心身への悪影響や認知症などとも関係していることがわかってきています。ペットと人の【腸活】【菌活】そして【腸整】として、『乳酸菌生成エキス』をご活用ください。