4月 1st, 2025
人もペットもエチケットとして、気をつけたいのが、体臭や口臭ですね。
自分では、気付かなくても、臭いに敏感な人もいます。
体臭には、皮膚の表面で皮脂が変化したものと腸内で作られたものがあります。
皮膚で作られたものは、入浴や洗浄剤で抑えることができますが、腸内でつくれたものは、体の中から染み出しているので、抑えることができません。
その代表格がアンモニア臭(尿の臭い)です。ストレスが多い時にも臭うので「疲労臭」ともいわれています。
アンモニアは、肉などに含まれるたんぱく質が分解されてできます。
たんぱく質は、腸内でアミノ酸やペプチドに消化されて栄養として吸収されますが、吸収されないまま大腸に届いたアミノ酸は、 腸内細菌によってアンモニアに変えられ、吸収されます。
アンモニアは、他の臓器でも作られますが、ほとんどは、腸内由来です。
通常は、アンモニアは、肝臓で尿素に変換されて、尿として排泄されるので、気なるほどの臭いにはなりません。
しかし、加齢やストレスや疲労で肝臓の機能が低下すると、 血中のアンモニア濃度が増して、 皮膚から染み出してしまうのです。
この「疲労臭」を抑える有効な対策として、腸内の善玉菌 (ビフィズス菌)を増やすことで、アンモニア臭が減少することが報告されています。
*参考資料:「皮膚ガスのはなし」 関根嘉香著(朝倉書店)
腸内の悪玉菌を増やさないためには、善玉菌をサポートする『乳酸菌生成エキス』がオススメです。